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01.18.16:13
今年からは、ストールはやめて、シャツにベストにしよう。ネイビーのシャツに少しタイトなカーキのベストなんて恰好いい。そして、知的な振りをしよう。なりきるんだ、パトリック・ジェーンに。 メンタリスト……。 それは人の心を読み、暗示にかけるもの。 思考と行動を操作するものである。 このナレーションから始まる、アメリカの人気ドラマ「メンタリスト」の主人公、パトリック・ジェーンのことである。 サイモン・ベイカー演じる、ジェーンは、容姿端麗、頭脳明晰、でもちょっと仲間にすら嫌味なことも言う。ボスであるリズボンは、ジェーンに振り回され、よくため息をついている。 ジェーンは昔、霊能者の振りをして、TVで荒稼ぎしていた。メンタリスト故に、依頼者の潜在意識を見抜き、霊能者の振りが出来たわけだ。 だが、霊能者として、有名になりすぎたのか、レッド・ジョンと名乗る殺人犯に家族を惨殺されてしまう。 ジェーンの目的はただ一つ。警察に協力して、自分の手でレッド・ジョンを殺めることだ。 自分がインチキ霊能者をしていたから、霊の存在を否定する。 「あなたサイキックなの?」 自分しか知らない事実を言い当てられた容疑者が言う。 「サイキックなんて存在しない」 ジェーンのこのセリフが最高だ。 日本で言うところの、「ガリレオ」の湯川学といったところだろうか。福山さんばりに、男から見ても恰好いい。 ジェーンは、容疑者の嘘をすぐに見抜く。それも確実に。少しの変化や特徴から見抜くのである。 「彼は犯人じゃない」 ジェーンが言ったら、絶対そうなのだ。 昨夜、久しぶりに長電話をした。 電話の相手のことはよく知ってる。ドМの女性で怒られたいことを望んでいる。たまに嘘をつき、頭の悪い振りをしているが、実はそうでもない。そして目的を達成するためなら、是が非でもやり遂げるという精神も持っている。 昨夜の電話でも彼女は嘘をついた。俺は少しの変化から嘘を見抜いた。まるで俺はパトリック・ジェーンだ。彼女は白状し、俺はそのことを怒った。 電話を切ったあと、俺はさらに酒を飲んだ。飲みすぎたのか、頭がグラグラする。 「なんかおかしい。彼女がそんなイージーミスをするだろうか」 ふとそんな思いが頭を過った。 もしかして、彼女はわざとヒントを出し、俺が嘘を見抜いたようにみせかけただけじゃないのか。嘘がバレると俺が怒ることまで想定していたのではないだろうか。 俺に怒られたいがために……。 俺はパトリック・ジェーンなんかじゃなく、ただ彼女の手のひらで踊らされているだけだったようだ。 そう言えば、彼女に言い忘れていたことが一つあった。 君の心の傷、父親が原因だよね? PR
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私の憶測ですが、その人はそこまで考えてはなかったと思いますよ。
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>やまねこさん
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