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道化師たちのリビドー Re boot

Libido of clowns
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04.05.03:00

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01.06.17:22

扉が開いたら

 

 年が明けたので、去年のことになるが、年の暮れにツレと今年最後のランチをしようと思った。年の瀬なのか、本通りのアーケードには、いつもよりも賑わっている。とにかく人も多い。
 どこでランチをしようかと考えたが、今年に相応しい食事がいいだろうということになった。
 去年は、中華とサイゼリア(実は去年初めて行った)によく行ったので、そのどちらかだ。お気に入りの中華料理屋は少し遠かったので、行きやすい本通りのサイゼリアに行くことにした。
 ただ、この賑わいなので、すんなり席に座れるのか微妙なとこだった。
 とりあえず、行ってみて、人が多そうだったら、他に行こうということになった。

 ここのサイゼリアにはエレベーターが2つある。1つは正面にあり、もう1つは少しテナントに入ったところの横にある。どちらからもサイゼリアには行けるので、いつもは正面のエレベーターから入る。だけど、この日は何故か、ツレがすたすたと歩いて行き、横のエレベーターから入った。このエレベーターはサイゼリアのレジの傍にあるので、扉が開くと、混み具合が一目瞭然なわけである。

 エレベーターの中、2人で「混んでいるのか、そうでもないのか」ニタニタしながら待っていた。
 
 そして、扉が開いた。

 すると、そこにいたのは、とても混雑した店内を背景に、ツレの奥さんと子供2人がいた。偶然の再会にお互い、驚きの声を上げたのは言うまでもない。
 なんでも、奥さんと子供たちは、奥さんの友人家族と食事をしようとしてたらしい。
 狭いエリアでの偶然だけど、タイミング、そしていつものエレベーターを使っていたら、この再会はなかった。確率なんか出るわけないけど、どれぐらいの確率なのだろう。
 こんなことじゃなくて、俺の年末ジャンボに降り注いでほしい。

 結局、偶然見つけた、大手チェーンではない中華料理店で食事をした。なかなか美味しかった。その後は、書店に行ったり、PARCOでガンダムのプラモデルを眺めてみたり、今年を締めくくるに相応しい、いつものパターンであった。

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12.29.19:33

探偵がソレ




「あ、みやぞんがいるッ!」


隣でツレが驚いた。俺たちはパルコの傍より、ウォーキングを開始しようと、目当ての場所に歩き始めていた。


「そんなわけないだろう、どこにみやぞんがいるん……」


 俺は、呆れて言ったが、視線の先に笑顔で、リーゼント頭でギターを弾いている人を見て固まった。横には、相方であろうキャップの被った人もいる。


 


 今年、一番ブレイクした芸人だそうだ。みやぞんは、特別な力をいくつも持ってるように思えるし、優しい性格故に出るあの笑顔は素敵でたまらない。苦手だったり、嫌いな人は少ないんじゃないかな、って思う。


 


 今年ではないかもしれないけど、もう一人、俺の中では大ブレイクして、好きになった芸人がいる。真っ赤なあの人だ。


 


 


 必ずチェックする番組の一つにアメトークがある。ご存知だと思うが、○○芸人という括りの人気番組。広島カープ芸人、JOJO芸人、とか自分の好きなものだと心躍るし、知らないものの括りの芸人会でも、興味を持ってみたりすることがあるし、興味がないテーマでも、それを機に好きになったりすることがある。


 


中でも、俺にとっての神回は読書芸人である。小説好きにとって、誰を紹介するのか? そしてどんな小説を紹介してくれるのか? それを読んでどんな印象を感じたのか? 毎回楽しみでしょうがない。


芥川賞受賞の又吉先生(火花は面白かった)、オードリーの若林さん、オアシズの光浦さんの3人だったけど、前回は、若林さんがいなくて、東野幸治さんと真っ赤なカズレーザーが登場していた。


紹介していた本も買って読んだし、この作家さんを選ぶとはこんなセンスいいなぁと感じてみたり、知らない作家さんも知れるし、やっぱり神回だった。


 


こないだ書店に行くと、読書芸人で紹介された作家さんの本があった。帯には、カズレーザーの文字。ああ、たしかカズレーザーが好きで紹介してた作家さんだったな……、と思い出す。タイトルにも「殺人」という言葉が含まれていて、丁度ミステリーが読みたかった俺は、二つ返事でカウンターに持っていった。時間があるときに読んで、先日読了。


 


 


ミステリーだから、トリックと犯人を捜すことが醍醐味だ。ミステリーとは、書き手を読み手の戦いなのかもしれない。


小説を書くようになって、トリックは分からないものの、犯人が誰なのか、当たる確率が上がった。犯人をどう魅力的に描くか? 伏線はバレないようにいれないといけなし、情報の提示は分かりやすくしなければならない……。そんなことを考えながら読んでいると、犯人はこいつじゃないのかって思えてくる。今回も犯人を捜しながら読んでいた。


この物語、章の始まりに、作者からの挑戦状ともいえるヒントが突き付けられる。だけど、犯人がわからない。探偵役以外、どのキャラも魅力的に描かれていないからだ。それに設定も殺害方法もありきたりなものだった。この物語のオチはどうなるのか……。それでもドキドキして読んでいた。


結末はというと……。探偵役が犯人だった。ホームズ役である魅力あるキャラの探偵が、主人公である、語り手のワトソン役に、「君が犯人だ!」と告げるが、主人公が恋を寄せるヒロイン役が事件を暴くのである。


探偵が実は犯人。ヒロインが実は探偵。これがどんでん返しの構図であった。


確かに、章の始まりのメッセージで、「いよいよ探偵が登場する」というのがあった。犯人の探偵が登場するのだが、実はひっそりと探偵役であるヒロインも登場していたというわけである。


 


 


俺はどんでん返しを感じたか? 


 


探偵がソレとはズルいよ……。 

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