忍者ブログ

道化師たちのリビドー Re boot

Libido of clowns
03 2026/04 1 2 3 45 6 7 8 9 10 1112 13 14 15 16 17 1819 20 21 22 23 24 2526 27 28 29 30 05

04.05.18:22

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

12.10.10:02

The Huntress Lullaby




 Dead by Daylight
……。今、一番ハマってるゲームである。



 簡単に言えば、殺人鬼1名と生存者4名で戦う、ちょっとグロテスクな鬼ごっこだ。生存者4名は、殺人鬼に殺される前に、MAP上に7つある、ジェネレータと呼ばれる発電機を5つ発動し、ゲートを開いて脱出しなければいけない。殺人鬼側は、その前に生存者をすべて殺すのが目的である。オンラインプレイなので、5名はすべて、人間が操作していることになる。



 生存者側でプレイしていると、ドキドキが止まらない。



いくつかのホラー映画とコラボしていて、「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、「ハロウィン」のマイケル、「エルム街の悪夢」のフレディ、「SAW」のアマンダたちが殺人鬼として登場して豪華である。
 オリジナルキャラも殺人鬼として登場するのだけど、キャラクターの設定、背景がしっかりと作り込まれている。なので、オリジナルの殺人鬼にも感情移入してしまう。

 その中でも、特に思い入れがあるキャラは、ハントレスである。


こんな可愛いうさちゃんである。
ハントレスは、生存者を探しながら、いつも鼻歌を歌っている。
この鼻歌が聴こえてくると、
「ああ、今回の殺人鬼はハントレスだ……」
って分かる。(ゲーム開始まで、生存者側は殺人鬼が誰なのか分からない)

 ハントレスは極寒の貧しい大地で育ち、母親が唄うこの子守歌で眠りについていた。ヘラジカに蹴られ致命傷を負った母親は、ハントレスを抱きしめ、子守歌を唄いながら、絶命する。
 たくましく、屈折して育ったハントレスは、少女たちを森を連れ込むようになった。ハントレスにとって、獲物でしかない少女たちは、玩具になった。
 そして、少女たちが怖がらないように、うさぎの仮面を被るようになる。
(そっちの方が怖いわッ!)

 ハントレスの簡単な設定なのだが、実はこの子守歌、実在する子守歌なのである。
 ロシアの民謡、「Bayu Bayushki Bayu」という唄だ。とても哀しくてセンスのいい曲である。これを選んだだけで、制作サイドのセンスのよさが分かる。

 youtubeでも、この子守歌を簡単に聞くことが出来る。中には、10時間連続で聴けるのもあり、アップした人のセンスと悪趣味が伺える。



 もし、家庭に赤ちゃんがいるのなら、ハントレスの鼻歌を子守歌にしてみてはどうだろうか?


 微笑んで眠るかもしれないし、ハントレスみたいに狂気に走るかもしれないし、俺みたいにふがいない人間になるかもしれない。


 




拍手[0回]

PR

12.05.18:13

優しい侵入者と動物の残留物


 6年前も今日も、YouTubeで動画を観ているわけである。

 ハマってるゲームの実況動画からは、初心者から脱却させてもらったし、好きな芸人の動画には笑わせてもらった。動画を観るだけでなく、作業用BGMなんてのもあるし、作業しながら音楽が聴けたり、睡眠用BGMは、何度となく俺を睡眠へと誘ってくれた。

 6年前には、スマートフォンのyoutubeのアプリも無かったし、ユーチューバーなんて言葉も無かったように思う。
  
 ユーチューバーで人気者になった人もたくさんいるし、大金を稼いだ成功者もいる。もう職業として認知されているってのは言うまでもない。これから先、もしかしたら、3人のおっさんユーチューバーも出てくるかもしれない。

 

 数ある動画の中で特に好きな動画がある。

 
 それは廃墟に侵入し、撮影するという動画だ。だけど面白半分に廃墟に侵入して、DQN行為をしたりとか、心霊動画を撮ってやろうとか、そんなくだらないものではない。その場で撮影しながら実況する方である。この方は本当に廃墟を愛している、と感じずにはいられない。

 俺も廃墟が好きなのだが、やはり廃墟の醍醐味と言えば残留物だと思う。なぜなら、全盛期のその場所を想像させてくれるからだ。目を閉じて、頭の中で全盛期を想像し、目を開くと荒れ果てた光景が広がっている。
 そこに居た人の趣向や生活も分かるし、ホテルや施設ならそのランクも分かる。この方の動画でも、たくさんの残留物を紹介してくれる。
 かなりの廃墟に侵入し、動画をアップされていて、俺を圧倒的に上回る廃墟愛がすごい。俺は廃墟に入る勇気もなく、ただ写真集を眺めたりするだけだった。
 実況も上手だし、何よりこの方の声がいい。一般的には良い声にカテゴリーされるものじゃないんだろうけど、大袈裟に言えば、やさしさと温もりを感じる。

 ただ、この方……無許可で廃墟に入っている。(許可取ってたらすいません……)
 つまりは、センスのいい侵入者である。
 いけないことだけど、それを観て楽しんで、さりげなく応援している俺も不謹慎である。もし、許可を取っていないのなら、不法侵入となり罪になる。だけど、この人に限っては情状酌量を俺は訴える。他の廃墟マニアと決定的に違うことが一つだけあるからだ。

 
 この方、廃墟で涙を流すのである。

 動画では自身を映していないので、姿こそ見られないが、明らかに泣いている。鼻水をすすっているし、実況する声で涙を流して本当に悲しんでいるのが分かる。

 残留物に、飼っていたペットの写真があったとき、彼は涙を流す。
 きっと、俺と同じように、目を閉じて全盛期の頃を想像し、目を開けたのではないかと思う。
 
 もしくは、廃墟の所有者の飼っていたペットが憑依しているのかもしれない。

拍手[0回]

<<< PREV     NEXT >>>