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道化師たちのリビドー Re boot

Libido of clowns
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04.11.19:30

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06.19.11:42

僅かな歴史の風景と

充分に歴史ある場所を遺跡と呼ぶのだろうけど、ごく浅い歴史しか持たない風景は廃墟と呼ぶのだと思う。遺跡は歴史の産物であり、そこから人類の過去を学べることができる。場所によっては、芸術性や古代人の大いなる知恵を発見できるわけだし、そんな偉大な場所はたくさん存在する。アステカ文明のような未だ謎の多いものを探るのも、非常に面白い。

ただ、そのような場所に行くにはお金がかかる。お手軽に……というわけにはいかないぐらい費用がかかる。身近にないわけである。

勿論、本の記録でしか、お目にかかれない遺跡だが、それと同じぐらい(少し違った趣旨であるのだが)好きなのが廃墟である。遺跡と比べると、随分と歴史は浅いのだが、歴史を感じるものとしては同じ趣旨であると思う。

繁栄していた時代があるからこそ、廃墟になるわけであり、ごく身近に存在し、訪れるのにそれほど費用もかからない。ドライブ感覚で行ける場所もあるわけである。

廃墟に立って、過去の残留物から繁栄していた瞬間を想像する。ノスタルジックに浸れる気分は、何とも言えないすがすがしさと虚無感を感じる。

数少ない趣味の一つである。

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06.17.22:59

寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 花の夕顔

 寄りてこそ それかとも見め たそかれに ほのぼの見つる 花の夕顔

 言うまでもなく、源氏物語である。
この歌は、源氏が夕顔の君に返した歌である。色々な解釈があるが。みすぼらしい住居のわりには、教養の高い夕顔の君に一目惚れした源氏が身分を隠して誘う、源氏と夕顔との最高の瞬間である。

もっと寄ってみないと誰かとは分かりませんよ? 美しい花の夕顔を黄昏時にぼんやりと見ただけなのだから。

ぐらいの解釈だろうか。なんてことない歌だけど、源氏物語の序盤において、この瞬間が最高なのである。源氏が夕顔と恋に堕ちた瞬間である。

だが、ロミオとジュリエット、貫一とお宮と並ぶぐらい、源氏と夕顔は切ない恋人同志である。三大悲しいカップルである。

ちなみに、源氏物語は日本最古のホラー作品だと言われる。初めて生霊というものが出てくるからである。霊という表現をした、最初の物語である。最古のホラーであり、悲しい恋の物語をいつかは原文で読みたいと思う。

 

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